ADCからのお知らせ No.168 (2011/04/25)
ソフトウェアのバージョンアップのお知らせ
天文データセンター解析システムのユーザーの皆様
5月9日(月)の定期メンテナンスにて、以下のソフトウェア類の
バージョンアップ、新規インストールを予定しております。
なお、表記されているソフトウェア類については、起動および
簡単な動作確認は行っていますが、全ての機能について動作を
確認してはおりません。ご了承ください。
また、バージョンアップについては本年2月頃の情報をもとに
行っております。その後、さらに版数があがったソフト等も
あるかもしれませんが、地震・停電対応や他業務との兼ね合い
等で、それ以降のバージョン調査は行っておりません。
現状の最新版でない場合もあるかもしれませんが、どうか
ご了承ください。
ご意見ご要望等ありましたらご連絡ください。
よろしくお願いいたします。
[バージョンアップ対象ソフト類 (Solaris のみ)]
ソフト名
GNU make-3.82 /usr/local/bin/make
GNU awk-3.1.8 /usr/local/bin/awk
GNU tar-1.25 /usr/local/bin/tar
gdb-7.2 /usr/local/bin/gdb
Perl-5.12.3 /usr/local/bin/perl
Ruby-1.9.2-p136 /usr/local/bin/ruby
gimp-2.6.11 (※1) /usr/local/bin/gimp
ImageMagick-6.6.7-4 /usr/local/bin/ 下
netpbm-10.35.79 /usr/local/netpbm/bin/ 下
nkf-2.1.1 /usr/local/bin/nkf
ghostscript-9.00 /usr/loca/bin/gs
skk-14.2 (※2) ○
[バージョンアップ対象ソフト類 (RedHat のみ)]
ソフト名
PyRAF-1.10 /usr/local/bin/pyraf
MIDAS-10SEPpl1.1 /usr/local/midas/
ESO SkyCat-3.1.1 /usr/local/skycat-3.1.1/
ghostview-3.7.1 /usr/local/bin/gv
mathematica-8.0.1 (※3)
CUI /usr/local/bin/math
GUI /usr/local/bin/mathematica
MathLink コンパイラ /usr/local/bin/mcc
OpenOffice-3.3.0 (※4) ○
[バージョンアップ対象ソフト類 (両OS)]
ソフト名
Java-1.6.0_24 /usr/local/usr/jdk/jdk1.6.0_24/bin/java (Solaris)
/usr/java/jdk1.6.0_24/bin/java (RedHat)
ソフト名 Solaris RedHat
HEASOFT-6.10 /usr/local/headas-6.10/ 左に同じ
sdfred-20100528 /usr/local/subaru/sdfred20100528/ 左に同じ
(sdfred-v1.4.1)
CFITSIO-3.26 /usr/local/lib/libcfitsio.a 左に同じ
saoimage-ds9-6.1 /usr/local/bin/ds9 左に同じ
Swarp-2.19.1 /usr/local/bin/swarp 左に同じ
MCSMDP-v1_0_1 (※5) /usr/local/subaru/MCSMDP_v1_0_1/ 左に同じ
|-MDPDB-v1_0_1 (※5) /usr/local/subaru/MDPDB/ 左に同じ
STSDAS-3.12 (※6) ○ ○
TABLES-3.12 (※6) ○ ○
rpy2-2.1.9 (※7) ○ ○
以下は新規導入ソフト類になります。
[新規導入ソフト類]
ソフト名 Solaris RedHat
mcsred-20110228 /usr/local/subaru/MCSRED/ 左に同じ
(※8)
casa-3.1.0 − (※9) /usr/local/casa/release/
(注釈)
※1 [gimp-2.6.11(Solaris)]
起動時に Warning メッセージ等が多数出力されます。
回避策についての情報がみつかりませんでしたので、
ファイルリダイレクトによる回避でお願いします。
(例)
% gimp >& gimp.log
※2 日本語環境。
※3 Mathmatica は ana[03-14], ws[01-12] にて使用可能。
また旧バージョンの Mathematica 6, 7 のパスは以下の通り
になります。
[Mathematica 6]
CUI :/usr/local/bin/math6
GUI :/usr/local/bin/mathematica6
MathLink コンパイラ:/usr/local/bin/mcc6
[Mathematica 7]
CUI :/usr/local/bin/math7
GUI :/usr/local/bin/mathematica7
MathLink コンパイラ:/usr/local/bin/mcc7
※4 ws[01-12] に導入。ただし、2011年4月現在は、節電対策のため
同機器は使用不可。
※5 PATH が変更されています (Solaris, RedHat 両方)。ご注意ください。
変更前 変更後
MCSMDP /usr/local/MCSMDP_v1_0_1/ /usr/local/subaru/MCSMDP_v1_0_1/
MDPDB /usr/local/MDPDB/ /usr/local/subaru/MDPDB/
また、利用時にはユーザ個人環境のloginuser.clに、下記設定を行う
必要があります。
set mcsmdp = "/usr/local/subaru/MCSMDP_v1_0_1/"
set mdpdb = "/usr/local/subaru/MDPDB/"
※6 IRAF モジュール。IRAF から呼び出して使用。
※7 Python モジュール。インポートして使用。
※8 利用時にはユーザ個人環境のlogin.clに下記設定を行う必要があります。
task $mcsred = /usr/local/subaru/MCSRED/mcsred.cl
set dir_mcsred = "/usr/local/subaru/MCSRED/"
set stdimage = imt2048
※9 casa は ana[03-14], ws[01-12] にて利用できます。
また、casa は2月に行われた東アジア干渉計冬の学校にて
すでに使用されています。広くユーザーの皆様に周知するのが
遅くなってしまいました。申し訳ありません。