ADCからのお知らせ No.144 (2010/12/07)
MCSMDP の新規導入および PyRaf のバージョンアップ
天文データセンター解析システムのユーザーの皆様
解析システム12月度メンテナンスにて、下記のようにソフトウェア・
ライブラリ等の新規導入およびバージョンアップ作業を行いましたので
ご連絡いたします。
対象:ana[01-14], ws[01-12], cls0[1-5]
[新規インストール]
・MCSMDP-1.0
関連して、以下のソフトウェアをインストール
|-- SciPy-0.8.0
|-- xpa-2.1.12 (バイナリ版)
|-- R-2.11.1
|-- rpy2-2.1.5
|-- RO Python Package
|-- setuptools-0.6rc11-py2.5.egg
[バージョンアップ]
・PyRaf(1.8.1 → 1.9)
・また、MCSMDP-1.0 のインストールに関連して
以下のソフトウェア等をバージョンアップ
|-- NumPy(1.3.0 → 1.5.0)
|-- ATLAS(3.8.2 → 3.9.23) (R)
|-- lapack(3.2.1→3.2.2) (R)
|--[ATLAS+lapack は SUNコンパイラバンドルのライブラリを使用] (S)
※(R) と (S) はそれぞれ RedHat と Solaris の意味。無印は両方共通。
今回の新規インストール、バージョンアップは (PyRaf を除いて)、
MCSMDP-1.0 を導入するために実施されたものです。MCSMDP-1.0 は、
RedHat、Solaris のどちらでも起動できます。また、RedHat 上では
基本的なコマンド等も問題なく実行されることが確認されています。
上記の変更に伴い、共通スケルトンの修正 (MCSMDP, R の PATH 等を追加)
も行っております。
新規インストールソフトの不具合等にお気づきになられましたら、
consult [at] adc.nao.ac.jp ([at] は @ に変更) までご連絡ください。
よろしくお願いします。