ADCからのお知らせ No.118 (2010/06/16)
IDL 講習会のお知らせ(2010年度FITSデータ解析編)
国立天文台天文データセンターで8月23,24日に開催致します、
2010年度の IDL 講習会(FITSデータ解析編)の受講者を募集します。
募集締切は 7月 16日(金) です。
ただし、定員に達し次第、受付を終了させていただきます。
■概要
期間:2010年 8月 23日(月)、 24日(火)
【開始時刻】 23日 9:30 (9:00〜 受付)
24日 9:00
場所:国立天文台三鷹 南棟(旧総合情報棟)2F共同利用室
定員:12名
対象:IDL に触ったことがあり、天文データ解析のために IDL を
使おうとする方。(初級者にもなるべく配慮した内容にします)
または、IRAF 等で初歩的なデータ解析の経験があり、IDL も
使ってみたい、という方。
初めて IDL を使う方は「初心者向け」講習の受講を推奨します
(今年度は締切済)。
内容:FITS 天文画像解析
・講義(初日前半):解析言語としての IDL の特徴とその活かし方
・実習(初日後半+2日目):サンプルデータを用いた実践的な演習
※昨年度までの講習資料は天文データセンターのWebサイト
https://www.adc.nao.ac.jp/J/cc/public/school.html
で参照できます。
講師:大山 陽一(台湾中央研究院 天文物理研究所)
IDL によるデータ解析プログラム開発歴10年以上
主な実績は、すばる望遠鏡 FOCAS 向けデータ解析ソフト開発や
宇宙研あかり衛星の IRC 撮像分光装置解析パイプライン開発
※若干ですが旅費の用意があります。ただし、残念ながら学部学生には支給
できません。悪しからずご了承ください(自費等による参加は可能です)。
本講習会のスケジュール概要は、このページの末尾をご参照ください。
■申込方法
募集締切は 2010年 7月 16日(金) です。
ただし、定員に達し次第、受付は締め切らせていただきます。
飛び入りでの参加は認められませんので、近隣の方も必ず参加申込を
して下さい。
受講を希望される方は以下のフォーマットに記入の上、 Subject: 欄に
「IDL講習会(データ解析編)参加申し込み」 と明記して、電子メールで
idl2010b (atmark) adc.nao.ac.jp ((atmark) は @ に置き換えてください)
まで送信してください。
受付を受領しましたらこちらより確認の電子メールを送付いたします。
3 営業日以内に返信なき場合は正しく受領されなかった可能性が
ありますので、Tel (小林信夫 : 0422-34-3760)、Fax (0422-34-3840)、
直接訪問など、電子メール以外の手段で再度、御連絡ください。
コスモス会館への宿泊を希望される方は宿泊希望日程を明記してください。
なお、部屋数に限りがありますので、宿泊希望の方はお早めにお申し込み
ください。
旅費援助を希望される方はその旨を明記してください。
但し、財源が限られているため、希望通りに支給されない場合があることを
御了承ください。
旅費援助・コスモス会館宿泊共、講習会日程を越えての申請はお断りします。
なお、この旅費援助は学部学生への支給ができません。悪しからずご了承く
ださい(自費等による参加は可能です)。
============= 講習会参加申請書 =============
氏名:
ふりがな:
職名または学年:
所属(大学・学部・学科・研究室):
郵便番号・住所:
(事務書類の送付先となる住所を記入ください)
連絡先(研究室での連絡先を記入ください)
電話/ファックス番号:
電子メールアドレス:
天文データセンター解析システムアカウントの有無(該当するものを残して
ください):
有 (アカウント名: )
無
コスモス会館宿泊希望(該当するものを残してください):
有 (チェックイン: 月 日、チェックアウト: 月 日)(※)
無
旅費援助希望の有無:
有 (国立天文台着: 月 日、国立天文台発: 月 日)(※)
(所属先最寄駅: )(†)
無
その他:
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(※) 講習会の開催期間を越えた日程は承認できません。
(†) 旅費援助希望の方は必ず所属先最寄駅をお書きください。
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■講習内容 (現在の予定)
実施期間:2010年 8月 23日(月)、 24日(火)
最大人数:12名
講習会場:国立天文台三鷹 南棟(旧総合情報棟)2F共同利用室
講習内容:
※前回までの講義資料が、
https://www.adc.nao.ac.jp/J/cc/public/school.html
で参照できます。今回も、基本的に同様な内容となります。
※7月1日,2日開催される「初心者向け」講習とは異なり、本講習会ではより
実践的な講習を行います。
※キーワードは「FITS 画像処理、測定、プログラム化とデバッグ」です。
特に光赤外望遠鏡の観測で得られる CCD や IR 検出器による観測データ
の解析を想定した演習を行います。
※IDL に触ったことがあり、自らの天文データ解析のためにこれから使お
うとする方を対象としていますが、初心者+アルファ程度の方でも
対応できる内容にします。
または、IRAF 等でデータ解析の経験があるが、IDL も 使ってみたいと
いう方も歓迎します。
※天文データセンターの解析環境を使いますので、最低限の Unix/Linux
の知識がある (ls, cd, emacs などの何らかの editor の使用経験があ
る) ことが望ましいです。
スケジュール概要:
8月 23日(月)
9:00 〜 9:30 受付
9:30 〜 12:00 IDLの概要および復習
・解析言語としての IDL の特徴とその活かし方
(初級者に対してもなるべく配慮します)
12:00 〜 13:00 ― 昼食休憩 ―
13:00 〜 14:30 IDLの概要および復習 (続き)
14:30 〜 14:45 ― 休 憩 ―
14:45 〜 17:00 FITSデータ解析・基本講習(データの読み込み、等)
・サンプルデータを用いた実践的な演習
8月 24日(火)
9:00 〜 14:30 FITSデータ解析・応用実習(実データの解析実習、等)
・サンプルデータを用いた実践的な演習
12:00 〜 13:00 ― 昼食休憩 ―
14:45 〜 17:00 フリーディスカッション
※1日目、2日目それぞれ別のFITSファイルの解析を行う予定です。