天文データセンター ユーザーズミーティング

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2021年度 第2回 国立天文台天文データセンター(ADC)共同利用ユーザーズミーティング

「次期計算機システムに向けて--共同利用計算機リプレースへの戦略(続編)--」

 ファイナルサーキュラー
 直前となりましたが、以下の日程で第2回目の国立天文台天文データセンター(ADC)共同利用ユーザーズミーティングを開催いたします。
★開催日程:
 2021年6月24日(木) 9:00~12:00 zoomを用いたオンライン開催(日本語)
 (8時45分から接続可能にする予定です。)
★開催趣旨:
 2023年3月に計算機リプレースを控え、国立天文台天文データセンターは、共同利用計算機としての次期システムについての検討を開始しているところです。
 さる2021年5月19日に第1回目のユーザーズミーティングを開催し、システム運用側の国立天文台天文データセンターより、 現システムの課題や次期システムの検討に関する現状の報告をさせていただきました。
 この会合を受け、次期システムの設計に対してユーザーコミュニティからの意見を積極的に取り入れるべく、 意見収集用のサイトを用意した上で、ユーザーサイドからのご意見をより多く得たいと思っているところです。
 今回の会合は、第2回目として、収集された意見に対しての国立天文台天文データセンターからの回答を行い、 さらなる議論を行う事で、よりよい方向へ検討を前進させることを目的としています。
★参加登録及び会議への接続について
 ※参加登録及び会議への接続方法については、[tennet:19894]等のメールでご確認いただくか、以下のメーリングリスト宛にお問い合わせください。
  adc_um2021_loc(atmark)ml.nao.ac.jp (世話人メーリングリスト)
  ((atmark)は @ と置き換えてご送付ください)
★プログラム:
 (午前9時開始、12時までには終了予定)

9:00~9:10  本ミーティングでの獲得目標について(小杉)
9:10~10:10 ユーザーからの意見表明(各5分✕人数(4分意見+1分質疑))

      ■多波長解析システム利用者から(9:10~9:35) 
       鍛冶澤賢(愛媛大学)
       濤崎智佳(上越教育大学)
       池田浩之(和歌山工業高等専門学校)
       八木雅文(国立天文台)
       金川和弘(茨城大学)

      ■大規模観測データ解析システム利用者から(9:35~9:45)
       伊藤慧(総研大/D3)
       柏野大地(名古屋大学)

      ■第1回目において意見表明や質問をされた方から(9:45~10:10)
       谷口暁星(名古屋大学)
       古屋玲(徳島大学)
       宮崎聡(国立天文台)
       廣田朋也(国立天文台)
       冨永望(国立天文台)

10:10~10:30 意見収集サイトに書き込まれた意見の紹介(天文データセンター各システム担当者)
         意見表明をBBSでした人の意見を紹介(高田)
        多波長データ解析システム
        大規模観測データ解析システム
        SMOKA(あれば)
        JVO(あれば)

10:30~10:40 休憩

10:40~12:00 まとめと議論(司会:高田)
        表明された意見についての意見交換
         意見に対する天文データセンターからの回答
        新システムについての今後の流れについて(小杉)

 合計12名のユーザーの方々からご意見を発表していただく予定です。
 また、下記意見表明サイトにおいて示されたご意見についても本会合内で紹介させていただきます。

 ユーザーの皆様からの意見に対する回答や、次期システムにむけた検討事項を天文データセンターから示した上で議論を持ちたいと思っております。
 現在のところ、以下に挙げるようなトピックがについては報告及び議論対象にしたいと思っております。
データ解析用のシステムについて
(1)多波長データ解析システムの基本的な構成は今まで通りで良いか?
   演算処理能力で何か不足を感じる事項はないか?
   ディスク構成(ローカルとNFSディスク)の容量バランスや種類について
   GPU等、現システムには存在しないが可能ならば用意してもらいたいものがあるか?
   運用方針について、今まで通りの方法で問題はないか?
   データサイエンスの時代においての解析システムのあり方について
(2)大規模データ解析システムについて
   運用上の課題(多波長システムとのアカウント連携や運用ルールについて)
   システム構成や効率化(他のシステムとの接続やジョブ投入使い勝手、ソフトウェアなど)
   HSCデータ解析に限定しないデータ解析希望者の受け入れについて
データアーカイブ用システムについて
(1)SMOKAの今後について要望・意見など
(2)JVOのFITS WebQLやALMA FITS Archiveの機能について
(3)解析とアーカイブの関係性について
    アーカイブデータをより使いやすくするためにはどんな機能が必要か?

 ※議論や質疑応答の記録の正確性を保つため、本ミーティングは録音をさせていただく予定でおります。ご了承ください。
 録画の後日における視聴についても対応することを考えております。
 詳細については、後日行われるアナウンスをお待ち下さい。
★意見収集サイトについて:
 第1回ユーザーズミーティングに用いられた発表資料意見収集サイトは2021年11月をもってクローズしました。

★第1回ユーザーズミーティングの発表資料参照について:
ユーザーズミーティングの情報はこちらでもご覧頂けます。
 https://www.adc.nao.ac.jp/conference/adcum2021a/ (第1回)
 https://www.adc.nao.ac.jp/conference/adcum2021b/ (第2回)
世話人:
 小杉城治、高田唯史、田中伸広、
 ADC共同利用運用開発室(国立天文台天文データセンター)
※本ユーザーズミーティングに関わるご質問・ご要望等は以下のメーリングリスト宛にお問い合わせください。
adc_um2021_loc(atmark)ml.nao.ac.jp (世話人メーリングリスト)
((atmark)は @ と置き換えてご送付ください)