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国立天文台 天文データセンター
多波長データ解析システム グループ ID 利用手引き
多波長データ解析システムのグループ ID (GID) の利用方法について簡単に記載しています。
[グループ ID 利用の目的]
観測・研究グループ内でデータ(ファイル)を共有して観測データ解析などの共同作業が行えるように、
あるユーザアカウント群に対して、個別のサブグループ ID (GID) を設定して利用することができます。
[グループ ID 利用手引き]
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デフォルト(ログイン時)のカレントグループは、一般ユーザのグループ「adcusers」です。
一時的にカレントグループを別のグループに変更したい場合は "newgrp" コマンドを使用してください。
[ コマンド例 ]
newgrp <グループ名>
(注意)
- newgrp コマンドによる変更は、それを実行したターミナル上でのみ有効となります。
新たにターミナルを開いた場合、必要に応じて再度 newgrp コマンドを実行してください。
- newgrp コマンドは新しいシェルを起動します。
newgrp コマンドを .bashrc 等、シェルの設定ファイルに記載した場合、
無限ループになる恐れがありますのでご注意下さい。
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申請により新たに作られたサブグループの ID (GID) で作成されたファイル(ディレクトリ)のデフォルト
パーミッションは 660(770)になります。
なお、カレントグループが一般ユーザのグループ adcusers 時に作成されたファイル(ディレクトリ)の
パーミッションは 644(755)ですので、違いにご注意ください。
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現在の状態(カレントグループ等)の確認には "id" コマンドを使用します。
なお、"id username" とするとシステムの登録情報が表示され、変更後の状態は表示されないのでご注意ください。
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ファイルのオーナーは "chgrp" コマンドを使用してファイルの所有グループを変更することができます。